VI – 自然とモダニズムが織りなす傑作「マニトガ」の世界
自社製品のクリエイションの域を超えて幅広い分野に着目し続けるRIMOWAは、特に、建築分野におけるビジョナリー作品に注目し続けてきました。
その精神に基づき、RIMOWAは実際に世界各国を訪れ、歴史的な建築の至宝を巡る旅を杖づけています。今回は、ニューヨークのギャリソンにある森へと向かい、モダニズム建築の至宝マニトガを訪問しました。
1940年代にアメリカ人工業デザイナー ラッセル・ライトによって設計されたマニトガは、その名前に建築ビジョンが表現されています。 アルゴンキン語の「マニトガ」という言葉は「偉大な精神の宿される地」を意味し、ライトの「建築と自然が溶け合って精神的な繋がりを生み出す場所を創造する」という想いが込められています。

Classicコレクションをみる
邸宅の名前に掲げられたこのコンセプトは、その当時、革新性際立つものでした。 現在において、このビジョナリーなマニトガは、彼自身が抱く土地に対する深い敬意、そして建築と自然を結びつけるという意志を体現した建築物として尊敬され続けています。また、時の経過とともにその意義を深め続ける社会的責任を持ち合わせています。
このような信条、そしてディテールに対するライトの丹念な配慮は、マニトガのあらゆる側面にはっきりと表れています。 1949年から1961年にかけて建築された邸宅は、75エーカーにわたる森林地帯にシームレスに溶け込むよう岩棚に建てられています。このことから、マニトガは「ドラゴンロック」という異名を有します。 ライトの統合的なビジョンは、石や木材といった天然素材を使用することによって自然との調和がさらに強調されています。


Distinctコレクションをみる
マニトガを訪れると、真っ先に大きな窓に目が引かれます。この窓から、森林、高さ30フィートの滝、人工採石場のプールといった眺めが広がります。 間仕切りが最小限に限られていることから、シームレスな移動が可能となり、家と周囲の自然環境をひとつながりに感じることができます。
ラッセル・ライトのコンセプトを忠実に表現した内部はもちろん、植栽のレイアウト、散歩道、庭園などの屋外の要素もライト自身によって綿密に設計、監督されています。 マニトガは、建築・デザイン分野におけるライトの名声を長年に渡り構築してきました。 2006年にこの邸宅は国定歴史建造物に指定され、訪れる人々はライトの生み出した建築による見事な相互作用を体感することができます。
マニトガのドラゴンロックハウスとスタジオ。
フォトグラファー:Naho Kubota
シェア
V – 黒川紀章のメタボリズム建築「カプセルハウスK」の内部
デザインはあらゆる側面において、RIMOWAにとって常に重要な意味を持っています。
デザイン力はブランドのアイデンティティを形成しているだけでなく、私たちドイツのメゾンが継続的な成長を目指している分野でもあります。
このためRIMOWAは、後世に渡り影響を与え、常にインスピレーションの源となっている世界の様々な建築ムーブメントに出会うため世界を旅してきました。モダニズム建築のVila Volman、有名なBauhaus Dessau、ドイツのHaus Kemperに続き、この最新章では日本に場所を移し、黒川紀章氏のアイコニックなカプセルハウスKを訪問します。.

Originalコレクションの世界を見出す
長野の森に包まれひっそりと佇むこの建築物が、メタボリズム建築の象徴的な存在であることは建築ファンならよくご存知でしょう。1960年代初頭に始まったメタボリズムムーブメントの産物であるこの建物は、この分野を代表する、数少ない現存物のひとつです。
日本の都市人口の増加に呼応して建てられたカプセルハウスKは、特徴的な円筒形のデザイン、ミニマリズムおよび機能性を強調するスタイルを特徴とし、モジュール式のコンパクトな生活という黒川氏のビジョンを体現しています。

Essentialコレクションの世界を見出す
現在は取り壊された中銀カプセルタワーを彷彿とさせるこの家は、黒川氏自身の居住空間として建てられました。各戸独立式で積み重ね可能なカプセルを特徴とし、持続可能な解決策を提案する必要性を予測した、都市生活への独特なアプローチを反映しています。

Personalコレクションの世界を見出す
カプセル様式を取り入れたメタボリズム建築は世界に広く波及することはなかったものの、カプセルハウスKは2019年に元の状態に復元され、その先進的で機能主義的なデザインは世界から注目を集めています。
カプセルハウスK
建築家 黒川紀章
シェア
伊勢丹新宿店でポップアップイベント 「THE ORIGINAL JOURNEY」を開催
2024年6月12日(水)~6月18日(火)の期間、RIMOWA初となる伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージでのポップアップイベント「THE ORIGINAL JOURNEY」を開催します。
今回のポップアップイベントは、ドイツのメゾンのクラフツマンシップ、時代を超越したデザイン、そして耐久性の高さを存分に感じられる有名なOriginalコレクションにフィーチャーし、本コレクションの全ラインナップを展開いたします。
コレクションで通常展開しているシルバー、ブラック、チタニウムの3カラーに加え、今回のポップアップでは最新シーズンカラーのEmeraldグリーンを日本初公開。ポップアップ期間には、石の自然美を彷彿とさせる豊かで魅力的なグリーンカラーのCabin、Check-In L、Trunk Plus、RIMOWA Personal クロスボディバッグのご予約を承ります。


ORIGINALコレクションに加え、世界中で愛されるキャラクターのムーミンが登場。このカプセルアイテムは旅のパートナーにぴったりです。
RIMOWA & MOOMINコレクションではLuggage Tag2種、Sticker Set 1種、Giant Sticker Set 1種の4アイテムが展開されます。これらのスペシャルアイテムはポップアップ期間に先行発売されます。
【ポップアップイベント概要】
RIMOWA「THE ORIGINAL JOURNEY」
期間:2024年6月12日(水)~6月18日(火)
開催場所:東京都新宿区新宿3丁目14-1 伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
午前10時~午後8時




シェア
伊勢丹新宿店でポップアップイベント 「THE CRAFT OF RIMOWA」を開催
2025年6月11日(水)~6月17日(火)の期間、伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージにてポップアップイベント「THE CRAFT OF RIMOWA」を開催します。
RIMOWAは、昨年6月、ブランド初となる伊勢丹新宿店 本館 1階 ザ・ステージでのポップアップイベントを開催しました。 そのポップアップイベントから1年を迎える2025年6月、RIMOWAは再びこの場所に戻り、ブランドの丁寧な物づくりを感じられるイベント空間でポップアップイベント「THE CRAFT OF RIMOWA」を開催いたします。
昨年同様、卓越したクラフツマンシップ、時代を超越したデザイン、そして耐久性の高さを存分に感じられるOriginalコレクションにフィーチャーし、本コレクションを豊富に展開いたします。今回のポップアップイベントでは、Originalコレクションの最新シーズナルカラー「ブロンズ」が世界に先駆け登場します。
ポップアップ期間には、アルミニウム素材に更なる高級感と重厚感がプラスされた最新カラーのスーツケース3サイズ(Cabin、Check-In L、Trunk Plus)を世界のどこよりも早くご覧頂けるとともに、世界先行受注を承ります。(6月末世界同時発売)

また、Originalコレクションの定番モデルに加え、Originalコレクションの最新コラボレーションアイテムとして6月18日(日本時間では6月19日)に世界同時発売を予定しているスイスの家具メーカー VITRAとの初コラボレーションコレクション「RIMOWA Vitra 2025」から「アルミニウム スツール」と「ステッカー セット」が世界に先駆けて展示され、世界先行受注を承ります。
さらに、今回のポップアップイベント、または本イベントの会期中にRIMOWA 伊勢丹新宿店メンズ館にてスーツケースをご購入下さった方には、このポップアップイベントでしかゲットできない特別デザインのホットスタンプをレザータグに刻印してお渡しいたします。(ご希望者のみ)



このストーリーはいかがでしたか?
シェア
ミニチュアRIMOWAと共に、無限に広がる旅へ
大阪在住のミニチュアアーティスト田中智さんが、RIMOWAのためにミニチュア版RIMOWA OriginalキャビンとRIMOWA Original Bagを制作しました。
全く異なるフィールドで活躍した後にミニチュアアーティストとしての才能を開花し、今では世界を代表するミニチュアアーティストとして25年ものキャリアを持つ田中さん。今回制作されたミニチュアは、素材や色合い、ディテールの再現にとことんこだわり、長い時間を費やして丁寧に作り上げられました。オリジナルサイズの1/10で仕上げられたミニチュアのRIMOWA OriginalキャビンとRIMOWA Original Bagは、手のひらにすっぽりと収まってしまうほどの小ささでありながら細部に至るまでオリジナルモデルを忠実に再現し、驚くほど精巧に作られています。

今回の制作を記念して、RIMOWAオリジナルのTik Tokコンテンツが公開されたと共に、RIMOWA Store 心斎橋では、田中さんが作成したミニチュア本体の展示を行いました。
そして今回、第2弾となる展示を、2025年7月26日~8月31日までRIMOWA Store表参道で行います。
小さな小さなミニチュアに込められた田中さんの想い、そしてミニチュアアートに宿る無限の可能性を是非ご覧ください。
RIMOWA x 田中智のTikTokコンテンツをご覧ください。



このストーリーはいかがでしたか?
シェア
喜びに満ちたアーカイブピースを再構築
アーカイブハンドケースを再解釈して登場した遊び心あふれるアーカイブハンドケースのは、旅への憧れからインスピレーションを得ています。
1988 年、RIMOWAは「Reisekoffer für junge Leute (若者のためのスーツケース)」 として知られるケースを発売しました。明るく鮮やかな色彩に満ちたこのケースは、当時、RIMOWAにとって大胆な挑戦であり、80年代後半の創造的な高まりを反映しています。このケースは、アーカイブカタログのなかでも、最もアイコニックなデザインとして存在感を放ちます。「手軽、軽量、カジュアル」を謳ったケースは、休日を楽しみに待つ人々の心情を体現していました。

それから数十年を経た今日においても、旅や休日は私たちに大きな夢を与えてくれる存在です。登場した限定コレクションは、レトロな美学を反映し、当時の大胆なデザイン精神を称えると同時に、機能的な革新と創造的な表現を融合させています。ブルー、イエロー、レッドの3色で展開され、対照的な白いアクセントが際立つヴィンテージルックのホリデーケースは、旅の喜びを体現しています。各ピースは軽量のポリカーボネート製でアイコニックなオリジナルコレクションのロックとフレームの耐久性を兼ね備えており、その永続的な品質の証として、RIMOWAの生涯保証が付いています。

アーカイブカタログでは、太陽の光に包まれた遠い目的地、カクテル、ターコイズブルーの水、黄金の砂浜などの夢が描かれており、RIMOWAのケースがその場所へ連れて行ってくれるという夢を表現するものでした。これは21世紀の新しいクリエイティブコンセプトに豊かなインスピレーションを与え、希望に満ちた旅行者がホリデーケースを手にしながら街のウィンドウに掲示された旅行広告を見つめる光景を生み出しました。
未知の世界への憧れ、あるいはなつかしい海辺の再訪といった一生心に残るような旅は私たちの冒険心をかき立て、待つ時間さえも旅に出るのと同じくらいワクワクさせてくれるものです。鮮やかな色彩と際立つデザインを特徴とするホリデーケースは、これらの幸せな感情の体現といえるでしょう。






このストーリーはいかがでしたか?
シェア
クラフツマンシップが調和したコラボレーション: RIMOWA × GEWA トランペットケースが新登場
1898 年の創業以来、RIMOWA は音楽家を含むあらゆる旅人のために、独自のツールを生み出してきました。 そして昨今、RIMOWAは、1925年にアドルフで創業し、現在ではワールドクラスの楽器の設計と製造を手掛ける歴史的なドイツブランド、GEWAと共にコラボレーションアイテムを生み出しています。


RIMOWA × GEWA トランペットケースをご覧ください
この限定アイテムは、機能性を伴うラグジュアリー以上の価値を体現しています。 それは、2つの歴史あるブランドを結び付ける、職人技とイノベーションという共通価値観の共鳴です。 プロトランペット奏者のためにデザインされたこのケースは、耐久性に優れたアイコニックな素材における RIMOWA の専門知識と、楽器の取扱いに関する GEWA の深い理解を融合させたものです。 こうして生まれたケースは、楽器だけではなくユーザーの芸術性も大切にした見事なアイテムです。


このストーリーはいかがでしたか?
シェア
VIII – RIMOWAがピエール・プティ邸を訪問: アール・デコのタイムカプセル
パリ近郊のポワニー=ラ=フォレの森の中に位置する1930年代のカントリーロッジ、ラ・シェネ。この邸宅は建築家ピエール・プティによって設計され、非常に保存状態の良いアール・デコの傑作として知られています。
ピエール・プティは、一流マネキンメーカー シーゲル・エ・ストックマンで、ファサードやインテリア、家具、照明のデザインスキルを磨き、いわゆる「デコレーター・アンサンブルデザイナー」としてのキャリアをスタートさせます。1920年代に注目を集めた、デコレーター・アンサンブルデザイナーは、家具や照明から壁紙やアクセサリーに至るまで、統一された機能的でスタイリッシュなインテリアを作り上げることに焦点を当てていました。自身の事務所を設立した後、プティはモーリス・フィルボワから彼のカントリー邸宅の設計を依頼されました。


Originalコレクションをご覧ください
ポワニー・ラ・フォレにあるこのヴィラは、 ピエール・プティが一から建設した唯一の建物とされています。外観はアール・デコと機能主義的な要素を組み合わせ、丸みを帯びた形状と完璧に直線的なラインがオーシャンライナーにインスパイアされた建築的な対比を生み出しています。ピエール・プティは、さまざまなアーティストや職人と共に、邸内のレイアウトや大部分の家具を監修しています。
広々としたホールには曲線の階段と、自然の中にあるヴィラを描いた大きな壁画が特徴です。また、1階のバーとゲームルームには彫刻家ジャン ルネ・デバールによる遊び心のあるレリーフが施されています。それぞれの部屋やスペースは異なるアーティストと協力して装飾されており、各アーティストの独特のスタイルが調和しつつも個性的な雰囲気を生み出しています。


Essentialコレクションをご覧ください
アール・デコは、美的探求が盛んな時期に登場しました。そして、バウハウスや構成主義、シュルレアリスムなどの前衛的な運動から影響を受け、モダンさを象徴する装飾的なスタイルを生み出しました。プティのロッジは数十年前に設立されたRIMOWAのラゲージケースが追求したモダニズムの動きを彷彿とさせます。RIMOWAは、フォルムと機能性を融合させたラゲッジケースを通じて、モダニズムへの旅を始動させました。
写真撮影:サイモン・メンゲス
シェア
RIMOWA Store 大阪 心斎橋のブティックがリニューアルオープン
銀座7丁目店、表参道店に次いで日本国内では3番目の広さを誇る「RIMOWA Store 心斎橋」。
2015年4月のオープン以来、関西エリアの旗艦店として多くの人たちに親しまれてきた RIMOWA Store 心斎橋 が初となるフルリノベーションを行い、新たな装いで2024年12月14日にリニューアルオープンいたしました。

1階と2階に分かれた売り場は、総面積350㎡の広々とした空間が広がります。シンプルで洗練された世界観を打ち出すRIMOWAのストアコンセプトにプラスして、心斎橋店では「水の都 大阪」をイメージした独自のインテリアが取り入れられています。店内の一部壁面には、青と白とのカラーコンビネーションが美しいブルーオニキスを採用。自然界が作り上げた絶妙な青と白との組み合わせは、西の商業の中心地として多くの船が行き交い、水面に白波が立つ「水の都 大阪」の情景を彷彿とさせます。
また、繊細な美しさを放つ和紙をガラスの中に閉じ込めた心斎橋店限定のパーテーションも登場。愛媛の工房で制作されたこの特別な和紙は光の具合によっても異なる表情をたたえる、まるでアートピースのような存在です。さらには、日本製の焼き物(セラミック)を使用して制作された立体デザインの壁面など、RIMOWAの他ストアでは見ることができないオリジナルインテリアが心斎橋店では数多く採用されています。
エントランスを入るとすぐに現れる吹き抜け部分に設けられたOriginalコレクションのためのレンジウォールや、Essentialコレクションの豊富なカラーラインナップを一同にディスプレイすることが可能なカラーレンジウォールなど、ゆったりとした空間を最大限活用したダイナミックなディスプレイツールは、訪れる方々を大胆なRIMOWAの世界へと誘います。また、2階のクライアントケアセンターはガラス張りで仕上げられており、RIMOWAの卓越したクラフツマンシップを間近にご覧頂くことができます。
【ストア インフォメーション】
店舗名:RIMOWA Store 心斎橋
住所: 〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場4-4-10
営業時間:11時~19時
総売場面積:350㎡



シェア
XII – ヴィラ・ゴンテーロ (Villa Gontero):コンクリートが生み出す創造美
イタリア北部ピエモンテの風景の中で、ひときわ目を引く建築物——それが「ヴィラ・ゴンテーロ」です。建築家カルロ・グラッフィによって1969年から1971年にかけて設計・建築されたこの実験的な邸宅は、トリノ近郊に位置し、露出した鉄筋コンクリートとヴィブラパックブロック(プレハブコンクリートの一種)を主要素材としています。セメント会社のオーナーが依頼主であったことも、この素材選びに必然性を与えています。


しかし、よく見るとこの建物は軽やかで遊び心に満ちています。窓の配置、構造的な創造性、そして彫刻的なディテールが、無骨さを柔らげています。ブルータリズムが社会的・公共的目的を持つことが多い中で、ヴィラ・ゴンテーロは個性と実験精神を追求した私邸です。
単なる素材の“荒々しさ”ではなく、イタリアのエンジニアリングと建築、そして芸術の融合を体現しています。その姿勢は、原材料と精密な設計をもとに、タイムレスで美しいデザインを追求するRIMOWAの哲学にも通じます。
写真撮影:サイモン・メンゲス
シェア


