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RIMOWA × ROBBE & BERKING カクテル ケース




RIMOWAは長年、世界中の旅行者のために、革新的かつ機能的な製品を生み出してきました。今回初めて、その技術を「持ち運び可能なバー」の制作に挑みました。

 

ROBBE & BERKINGとのコラボレーションで誕生したカクテルケースは、旅行中でも、エレガントなディスプレイでも活躍するポータブルデザインで、ROBBE & BERKINGとのコラボレーションで生まれたカクテルケースは、旅先へ携帯できるだけでなく、その美しい佇まいで空間を上品に演出する、新たなデザイン表現です。両ブランドはドイツの伝統、卓越した品質と耐久性、そして象徴的なデザインへのこだわりという共通の理念で結ばれています。

 

1898年創業のRIMOWAは、アルミニウム加工の卓越した技術を誇ります。1920年代に旅行の過酷な使用に耐える素材としてアルミニウムを採用し、モダンで堅牢な象徴となりました。一方、ROBBE & BERKINGは1874年創業で、6世代にわたるシルバー加工の技術を受け継ぎ、世界的に評価される伝統とデザインを守り続けています。

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ケルンで生まれたカクテルケースは、ドイツの老舗ROBBE & BERKINGの職人が手作りした、贅沢な銀メッキ(90g、36ミクロン)が施されたバーツールを美しく収納し、保護します。外装はアルマイト加工アルミニウム製で、鏡面仕上げのシルバーアクセントとRIMOWAを象徴するグルーヴが際立つ洗練のデザイン。レザーハンドルにより持ち運びは快適かつ優雅で、底部の4つの底鋲が、確かな安定感をもたらします。

 

内装は高級マイクロファイバーで丁寧にライニングされ、二人分のカクテルに必要なツールをすべて収納:専用開発のコブラーシェイカー(内蔵ストレーナー付)、ジガー、タンブラー2個、刻印入りコースター2枚、シルバーストロー2本、手曲げのスプーン(マドラーとしても使用可)。各アクセサリーにはコラボレーション限定の刻印が施され、専用のポリッシングクロスとクリーニングブラシも付属します。

 

RIMOWA × ROBBE & BERKING カクテルケースは、真のカクテル愛好家のために設計された、洗練と実用性を兼ね備えた逸品です。贈答品として、またご自身のコレクションとして。このカクテルケースは、持つこと自体が特別な体験となるでしょう。


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XI – ハイサンダーランド邸またの名を「シースルーハウス」が織り成す美の世界




RIMOWAでは、建築デザインのアイコンを訪ねるシリーズをお届けしています。

 

スコットランドの国境奥深く、白樺の並木道の先に現れるハイサンダーランド邸は、あたかも周囲の景色に溶け込むかのようにたたずみます。1957年、英国のモダニズム建築家ピーター・ウォマーズリーによって、テキスタイルデザイナーのベルナット・クラインとその家族のために設計されたこの建物は、「ハイサンダーランド」という名前に反して、実際には低く構えた横長の構造で、ほぼ全面がガラス張りの透明な造りとなっています。

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近年火災に見舞われたこの邸宅は、スコットランドの建築スタジオ ローダー・モンティースによって修復されました。インフラを現代的に整えながら、当初の設計ビジョンや思想を丁寧に蘇らせています。印象的なのは、その美観のみならず、住まいとしての本質です。長く住まうことを前提に、暮らしに寄り添うように設計されています。

 

クラインは「優れたデザインは尊厳を守り、デザインするとは思いやることだ」と記しています。RIMOWAは、このような建築物からインスピレーションを得ています。RIMOWAの製品は、感情的なつながりを重んじ、オーナーと共に年月を歩み、その記憶を反映させながら、共に進化していく旅の友として創造されています。デザインとは、創造の過程で込められた思いやりと、それを未来へと繋げる責任を意味するのです。

 

写真撮影:サイモン・メンゲス



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X – RIMOWAがドイツモダニズム建築のアイコンパスタスチーマーを訪問




RIMOWAでは、建築デザインのアイコンを訪ねるシリーズをお届けしています。

 

シュミンケ邸は、他に類を見ないユニークな家族住宅です。1930年から1933年にかけて、ザクセン州ローバウに建てられたこの邸宅は、夫婦でありビジネスパートナーでもあったシャルロッテとフリッツ・シュミンケによって設計が依頼されました。4人の子どもを育てるためのモダンな住まいであると同時に、当時成長を遂げていた彼らの製麺工場の敷地としての機能も兼ね備えることが求められていました。そのユニークな構造と背景から、この家やがて「パスタスチーマー」という愛称で親しまれるようになります。

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今日ではモダニズム建築のアイコンとして知られるシュミンケ邸ですが、その革新的なデザインは建設当時から高く評価されており、1978年には特別記念建造物の指定を受けています。設計を手がけたのは、ベルリン・フィルハーモニーの設計で知られる建築家ハンス・シャロウンです。

 

丸窓や外階段を備えた、明るい白の曲線的なファサードは、まるで船のような佇まいを見せます。この船のようなデザインは、シャロウン建築の象徴的な特徴です。海沿いの街・ブレーマーハーフェンで育った彼は、金属製の階段や手すり、バルコニー、丸窓といった要素を好んで用い、自身の海洋的ルーツにオマージュを捧げました。

 

建築と自然との境界をあいまいにするこの邸宅では、インテリアにも流動的な空間の感覚が息づいています。床から天井まで届く大きな窓が室内と屋外をつなぎ、内部の空間も自然につながり合います。空間の区切りは、スライド式の扉とカーテンのみ。色彩とフォルムが、さりげなく空間の構成を導いています。

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シャロウンは、有機的な建築様式と鮮やかな色彩の使い方で知られる表現主義の代表的建築家でした。現在ではその多くが色褪せていますが、当時の彼の作品には、自然界の生命的なフォルムや、レンガ、鉄鋼、そして中でも量産が可能となったガラスといった新素材の可能性に触発された、自由で革新的な造形が息づいていました。

 

シャロウンが建築において新たな素材や形を探求したように、RIMOWAもまた、デザインに対して同様の哲学を持ち続けています。特に、アルミニウムという素材をいち早く採用した姿勢には、その精神が色濃く表れています。こうした革新性とクラフツマンシップへのこだわりは、シャロウンの建築思想とRIMOWAのものづくりをつなぐ、自然な共鳴を生み出しているのです。

 

写真撮影:サイモン・メンゲス

 

 



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RIMOWAが、世界初のLGBTジャーナル 『Der Eigene』第4号を公開




『Der Eigene』の復刊から4年目を迎える今年、RIMOWAはこの雑誌の最新号をプライド月間に合わせて発表します。

 

『Der Eigene』は出版人であり活動家でもあるアドルフ・ブラントによって1896年にドイツで創刊され、文学、美術、写真、政治に焦点を当てコンテンツが作られていました。雑誌業界の歴史に多大な影響を与えたこのジャーナルのタイトル『Der Eigene』は、英語に直訳するのが難しい言葉ですが「自分らしさ」「自己を持つ者」といった意味を持ち、自己の所有と受容を象徴しています。

2022年にRIMOWAによって復刊された『Der Eigene』は、現代に生きるLGBTの人々の姿を描き出します。第4号では、RIMOWAが著名な写真家コリエ・ショアとコラボレーションし、ニューヨークのLGBT・カルチャー・シーンに関わる15人のポートレートを制作しました。年齢、アイデンティティ、ジェンダーの垣根を越えた被写体たちは、コリエ・ショアならではのモノクロポートレート2枚と、帰属意識やコミュニティ、旅にまつわるショートインタビューで構成されています。それらはすべて合わさり、ニューヨークとその周辺に生きる現代アメリカのLGBT・ライフの一瞬を切り取るスナップショットとなっています。


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2025年度RIMOWAデザインプライズ:モビリティをデザインする




2024年5月13日、ベルリンのMartin Gropius Bauにて授賞式が行われ、メゾンは受賞者として選ばれたElisabeth LorenzとMarc Hacklaenderを祝福します。また、Niels CremerとTom Kemterには特別賞が授与されました。

 

最終選考には、ドイツの有力なデザイン大学から選ばれた7つのプロジェクトがファイナリストとして進出しました。審査はUte Meta Bauer、Pierre-Jorge Gonzalez & Judith Haase、Niklas Bildstein Zaar、Mahret Ifeoma Kupka、Moritz Krueger、Katharina Janku、Nic Galwayといった専門家によって慎重に行われました。さらに名誉審査員として、CEOのHugues Bonnet-Masimbertおよび会長のAlexandre Arnaultも審査に加わりました。

 

以下より、受賞プロジェクトの詳細をご覧いただけます。

 

「Hottie」 Marc Hacklaender、Elisabeth Lorenz

— Hochschule für Gestaltung Schwäbisch Gmünd

 

指導者:Nic Galway

「Hottie」は、TENS(経皮的電気神経刺激)技術に温熱療法を組み合わせ、月経に起因する不快感を効果的に緩和させ、外出時にも快適に過ごせるようにします。 TENSによって、皮膚を介して穏やかな電気刺激が送られ、痛みのシグナルを遮断し、エンドルフィンの生成を促します。 10人に1人の女性が深刻な月経症状を経験したことがあるとされるなか、「Hottie」は、最も必要なときに信頼できる緩和を提供します。

 

 

「Standalone」Tom Kemter and Niels Cremer

— Bauhaus-Universität Weimar

 

指導者: Pierre Jorge Gonzalez&Judith Haase

 

「Standalone」は、従来の前腕用松葉杖のイメージと機能性を再定義することを目指しています。高品質で人間工学に基づいた素材を使用し、現代的で革新的なデザインを組み合わせることで、前腕用松葉杖に対する社会的な偏見を払拭します。また、平らな面に自立して立てる独自の機能により、使い勝手に新たな価値をもたらしています。

 

 

限定リキャップ動画で、2025年度RIMOWAデザインプライズ式典のハイライトをご覧ください。

 


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ライアン・マッギンレーが、RIMOWAが復刊した『Der Eigene』誌の第5号で、自身のコミュニティを称えています。




RIMOWAは、1896年にドイツで創刊された歴史あるLGBTジャーナル『Der Eigene』の復刊プロジェクトを継続し、第5号を発行。RIMOWAの想いを誇り高く表現しています。「Der Eigene」という言葉に直訳できる日本語は見当たりませんが、そこには「自己を持つ者」「個性」「受容」といった意味合いが込められています。2022年以来、RIMOWAは、毎年プライド月間に合わせて最新号を発表しています。

2025年に発表された第4号でフォトグラファーのコリエ・ショアとコラボレーションを実現しました。今年は、フォトグラファーのライアン・マッギンレーを招き、彼のコミュニティを撮影しました。その際、ニューヨークを拠点に活動するクィアアーティストとして、彼の人生を彩る個性的で大切な人々を称え、そのありのままの姿を映し出すためのクリエイティブな自由が彼に与えられたのです。

 

本号の序文では、マッギンレーの作品が次のように紹介されています。

マッギンレーの写真作品は、人々がどのように世界を移動し、どのように自分自身を発見し、どのように互いを見つけ出していくかということに焦点を当てている。マッギンレーにとって移動は表現手法の一部であり、普段アイデンティティが特定の場所に固定されている社会構造を緩め、親密さや繋がりが生まれる条件を整える方法でもある。彼の写真は、人々がただありのままに、シンプルに出会うことを許されたときに何が起こるかを示している。

 

ニューヨークでよく見かけるストゥープ(玄関へと続く階段)や非常階段、屋上、階段の吹き抜けといったRIMOWAの『Der Eigene』に登場する被写体たちは、その存在感が際立つ瞬間が捉えられている。マッギンレーのカメラに収まるということは、見出され、選ばれるということであり、彼のライフワークの中心にある、多種多様な広がりのあるファミリーの一員として迎え入れられることでもある。

マッギンレーはこのプロジェクトを、コラボレーションと思いやりが息づくネットワークだと説明します。「私はこうしたアーティストたちから学ぼうとしているのです。私のカメラは、まさにそれを行うための道具であり、ある意味このプロジェクトは『Der Eigene』の歴史とつながっているようにも感じられます。『Der Eigene』は、クィアの人々をただ『人』として記録することで、アイデンティティ、アート、自己表現を日常生活の一部として据えた、世界初のLGBT系出版物のひとつでしたから」

 

今号には、マッギンレーが撮影した写真やポラロイドのポートレートに加え、以下の被写体本人が寄せたパーソナルな文章が添えられています。

 

TEVIN EVANS(テヴィン・エヴァンス)

LUISA OPALESKY(ルイザ・オパレスキー)

STUART PERKINS(スチュアート・パーキンス)

ASH RUCKER(アッシュ・ラッカー)

BOBBY BROWN(ボビー・ブラウン)

CEYENNE DOROSHOW(セィエン・ドロショウ)

CHARLES CAESAR(チャールズ・シーザー)

MARC HUNDLEY(マーク・ハンドリー)

MAX DONAHUE(マックス・ドナヒュー)

JARI JONES(ジャリ・ジョーンズ)

ROSS COLLAB(ロス・コラブ)

SIMONE NIAMANI(シモーネ・ニアマーニ)

TERENCE INGRAM & TASHEEM INGRAM-DANTZLER(テレンス・イングラム & タシーム・イングラム=ダンツラー)

ADARNI KARINA(アダルニ・カリーナ)

MAXWELL VICE(マックスウェル・ヴァイス)

 

この『Der Eigene』誌は数量限定で、以下の店舗でご覧いただけます。

 

Bookmarc(ニューヨーク)

Climax London(ロンドン)

Andreas Murkudis(ベルリン)

Yvon Lambert(パリ)



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2026年RIMOWAデザインプライズ:授賞式および受賞プロジェクト




最終選考はベルリンで行われ、ファイナリストたちは国際審査員に対し、それぞれのプロジェクトを発表しました。Stefan Daniel、Farah Ebrahimi、Konstantin Grcic、Matylda Krzykowski、Clemens Poloczek、Tim Richter、Hanne Willmannが審査を行い、RIMOWAのCEOであり、名誉審査員でもあるBeatrice Monguidiも加わりました。

 

数か月にわたり開発された受賞プロジェクトは、「モビリティ」という概念をさらに発展させるものとなりました。その解釈は、インフラ、ヘルスケア、日常生活における人間体験まで、多岐にわたる分野に及び、複雑な現実社会の課題に向き合う新世代デザイナーたちの姿勢を映し出しています。

 

審査員団による慎重な審査の結果、Samuel NagelとPaul Feilerが最優秀賞を受賞し、Niklas Henningが特別賞を受賞しました。

 

受賞プロジェクトの詳細は以下をご覧ください。

「NURA」 – Samuel Nagel、Paul Feiler

— Hochschule für Gestaltung Schwäbisch Gmünd大学

 

指導者:Tim Richter、Siemens Healthineers インダストリアルデザイン責任者

 

NURAは、聴覚障がい者と健聴者のリアルタイムコミュニケーションを可能にするウェアラブルデバイスです。EMG技術を活用し、前腕の筋肉信号を読み取ることで、手話を音声へ変換するとともに、音声言語を視覚的なテキストへ変換します。これは単なる技術的補助機器ではなく、ユーザーにスティグマを与えるのではなく、力を与えるアシスティブデバイスの未来像を示しています。誇りを持って身につけられる、洗練されたアクセサリーとしてデザインされています。

 

 

「Paludi Harvesters」 – Niklas Henning

— Hochschule Magdeburg-Stendal大学

 

指導者:Stefan Daniel、Leica Camera AG フォト&デザイン副社長

EUが2050年までに泥炭地の50%回復を目指していること、そして泥炭地が地球温暖化対策において大きな可能性を持つことを背景に、Paludi Harvestersは泥炭地における大規模かつ自律型のヨシ栽培を可能にします。熟練労働者不足への対応に加え、野生生物を保護しながら泥炭地本来の機能維持にも貢献します。さらに、効率的な収穫プロセスにより、ヨシを持続可能な断熱材や屋根材として広く活用可能な素材へと変え、農家にとって将来性のある気候配慮型の新たな収入源を創出します。

RIMOWA Design Prize 2026 授賞式のハイライトを、特別制作のリキャップ動画とともにご覧ください。RIMOWAの限定公開のダイジェスト動画をご覧ください。

 

第4回RIMOWAデザインプライズのウェブサイトから、すべてのプロジェクトをご覧いただけます(英語およびドイツ語のみ)。


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A JOURNEY INTO ART:RIMOWAがルートヴィヒ美術館とともに贈る、現代の創造性を巡る、新たなる探求の旅。




「いつもの場所を離れ、未知なる日常へ。旅は、新たな物語を紡ぎ、まだ見ぬ世界の視点に巡り合うための冒険です。アートもまた、そうした変化のきっかけとなるものです。」

Yilmaz Dziewior(ルートヴィヒ美術館館長)

RIMOWAは、長年にわたりアートの世界を支援してきました。それは、移動や対話、そして発見という旅が持つ本質と、アートとの深いつながりを反映したものです。

同じケルンを本拠とするパートナー、そして良き隣人として、RIMOWAとルートヴィヒ美術館は、アートとのユニークな出会いをお届けする新たな文化プロジェクトを立ち上げました。私たちは共同で、国際的に高い評価を得ている6名のアーティストを招き、限定ステッカーブック『A Journey Into Art』を制作しました。これは、彼らの作品をこれまでにない新たな旅へと送り出す特別なプロジェクトです。

アーティストの選定は、ルートヴィヒ美術館の館長であり、本書の序文も執筆しているYilmaz Dziewior氏自らが担当。各アーティストは自身の作品を、伝統的に「旅」を連想させるメディアへと落とし込み、アートを単に美術館やギャラリーの中に閉じ込めるのではなく、日常生活や旅の途中で人々へ届ける新たな道を切り拓くことを目指しました。

各アーティストの2つの作品を彼らのコメントとともに掲載したこのセレクションは、コンセプチュアルアートの実践における多様な視点、世代、解釈をひとつに融合しています。選出されたのは以下のアーティストです。

 

Carol Bove

ファウンド・オブジェから工業用の建設資材、さらには建築空間にいたるまでを扱う、Boveの詩情あふれる素材使いは、近年の大規模なメタル彫刻作品によってさらに深化を遂げています。Boveは、出発点としてモダニズム形式主義の手法を取り入れています。

 

Wade Guyton

2000年代初頭以来、Guytonはデジタル画像制作のあり方とその影響についての探求を続けています。彼は、プリンターの設計仕様を超えるコマンドや素材を用いることで、意図的にプリンターを誤用しています。

 

Roni Horn

Hornのコンセプチュアルなアプローチによる作品は、アイデンティティの流動的な本質、至る所に潜む根源的なパラドックス(逆説)の現実、そして場所やアートにおける「体験」の重要性を深く追求しています。Hornの作品に決定的な影響を与えているのが、彼女が頻繁に出かけるアイスランドへの一人旅です。

 

Julia Scher

ケルンを拠点に活動するScherは、パフォーマンス、映像、インスタレーション、彫刻を用いた実験的な作品を通じて、監視がもたらす心象風景を問い直しています。プライバシーと安全に対する彼女の関心は、ジェンダー・ポリティクス、とりわけ女性に対する監視の強化に対する懸念から来ています。

 

Rosemarie Trockel

ドイツ人コンセプチュアル・アーティストのTrockelは、長年にわたりミクストメディアを用いた創作活動を続け、1985年には機械編みニットを用いた絵画も制作しています。1999年に開催されたヴェネチア・ビエンナーレでは、ドイツを代表する初の女性アーティストとなっています。

 

Haegue Yang

ソウル生まれのアーティストであるYangは、工業用部品に手工芸的な技法や有機物を組み合わせたハイブリッドな表現言語を用いて制作を行っています。近作のミニチュア彫刻シリーズ『Mignon Votives』に見られるように、異なる物質性を並置させることで彼女は従来のヒエラルキーに挑んでいます。

 

「RIMOWA × ルートヴィヒ美術館 ステッカーブック」は、以下の店舗にて無料で配布しております。

RIMOWA ビバリーヒルズ – ロデオドライブ

RIMOWA ニューヨーク – ソーホー

RIMOWA 上海 – ケリーセンター

RIMOWA 香港 – リー・ガーデン・ツー

RIMOWA 東京 – 銀座7丁目

RIMOWA ソウル – 清潭洞

RIMOWA シンガポール – マンダリン・ギャラリー

RIMOWA ロンドン – ニュー・ボンド・ストリート

RIMOWA パリ – フォーブル・サントノーレ

RIMOWA ケルン大聖堂(旗艦店)




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グリッドの美学




1898年の創業以来、RIMOWAはアルミニウムという素材の可能性を探求し続け、旅の美学をかたちにしてきました。堅牢でありながら、世代を超えて物語を受け継ぐこの素材は、ブランドの哲学を体現する存在です。Classic Aluminium Gridは、自社アーカイブに着想を得たコレクション。1969年に開発されたハンドキャリーケースに初めて採用された独自のデザイン言語を、現代へと蘇らせました。Classic ハンドキャリーケース、Classic キャビン、Classic トランクの3サイズで展開です。

Classic Aluminium Grid スーツケースを見る

これらの製品は、当時の技術的な精度、モジュール思考、そしてフォルムと機能の調和を象徴していました。そして今日、その精神は、アルミニウムシェルに刻まれたグリッドパターンとしてよみがえります。構造的で幾何学的なそのデザインは、RIMOWAのヘリテージを体現しています。グリッドモチーフはキルティングの内装にも受け継がれています。ヘリテージブルーのレザーアクセント、シグネチャーハンドル、パラジウム仕上げのロック、飛行機モチーフのリベットが、アーカイブとのつながりを際立たせています。ドイツ・ケルンで製造される各スーツケースには、一つひとつ異なる番号が刻まれ、世界に1,969台だけの特別な限定品として、歴史あるデザインの価値を次世代へ受け継ぎます。

RIMOWAの生涯保証が付帯する本コレクションは、単なる再解釈にとどまらず、受け継がれる価値を称えています。伝統が革新を育み、かつてのデザインが新たな息吹とともに、これからの旅路にも寄り添う存在として生まれ変わりました。


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XIV – 異なる美学が響き合うモダニズム建築、ヴィラ・ボルサーニを訪ねて




ミラノ北部にあるヴィラ・ボルサーニは、1940年代に私邸として建てられました。建築家オズヴァルド・ボルサーニが双子の兄弟と手掛けたこの邸宅は、建築・家具・芸術を一つの体験とした心豊かな暮らしを体現しています。

 

デザインの隅々に至るまで、機能性と快適性を満たすように設計されており、合理主義的な幾何学に基づく端正なラインに、上質な素材と控えめながらも洗練された装飾が調和し、緻密に計算された空間を生み出しています。

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ヴィラ・ボルサーニの空間構成は、従来の常識を覆すものでした。床の高さがなだらかに変化する構造を採用し、部屋が明確に区切られるのではなく、空間同士がゆるやかにつながりながら、人の動きを自然に促すよう工夫されているのです。彫刻を思わせる三層の階段は、大理石の踏み板とムラーノガラスのパネル、温かみのあるクルミ材の手すりを備え、素材と造形に対する細やかな配慮を感じさせます。

 

室内には、ボルサーニ自身が考案した画期的な「キネティック・ファニチャー」が置かれています。これらは使用者のニーズに合わせて調節できるよう機械的に設計された家具で、まさに革新的な存在でした。また、一段低く設えられた広いリビングには、ルーチョ・フォンタナがデザインした陶製の暖炉や、アントニオ・ヴォルタンが装飾を施した木製の引き戸、グリエルモ・ウルリッヒによる段状の真鍮製シャンデリアなど、随所に芸術家との見事なコラボレーションが見られます。

 

壁画やモザイク、天井画には、古典的な意匠と遊び心のある演劇的な要素が融合しているのです。ひとつの様式を優先させるのではなく、モダニズムをアールデコやバロック様式と共存させたこの空間は、60年にわたりミラノのミッドセンチュリーデザインを牽引したボルサーニの軌跡を物語っています。

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ヴィラ・ボルサーニは、創造的な人々が集う拠点となりました。ジオ・ポンティやフォンタナをはじめとする先駆者たちは、この邸宅から新たなインスピレーションを得たのです。このヴィラは、建築とインダストリアルデザインの思想をいち早く融合した好例であり、その後のボルサーニの活動を方向づけるものでした。そこには、全てのアイデアには目的があり、全てのデザインはニーズを満たすという哲学が貫かれ、精密さと革新性をもって大きなスケールで実現されたのです。

 

写真撮影:サイモン・メンゲス


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